2014年12月12日金曜日

大きな想いとちいさな木


 『東日本大震災後、十八成浜は一瞬で砂浜も家々も花たちもなくしてしまいました。

 十八成浜には老後を豊かな気持ちで暮らしたいと越してきた方が何人もおいでで、その中の一人、仮設住宅にお一人でお住まいのKさんがボランティアの人たちに言ったのです。ある日ぽつりと。
「あの桃源郷のようだった十八成をあなた方にお見せしたかった」と。』
(阿部さん手記より一部抜粋)



このような想いではじまった『桃源郷プロジェクト』。私も震災後ボランティアでお邪魔したこの地。継続して何か出来る事を、、と思いながらもなかなか形にできず悶々としていたところ、1000本のアーモンド木のオーナーを募集している事を知りました。そして11月22日、現地の方々ボランティアの方々のお力で植樹していだだきました。


我が子と同い年のこの木に『tsukuru』と名付けました。
創がいつかわかるようになるまで成長した時、この木に逢いに石巻に行きたいと思っています。
そして自分の木がたくさんの想いが込められた木の中の1本であることを伝えれたらいいなと…。


ちなみにアーモンドの花言葉は『希望』なんだそうです。